2013年4月25日木曜日

炊き出し懇親会@女川町 旧女川三小仮設住宅

 
4/23、毎月恒例の炊き出し懇親会を女川町の旧女川三小仮設住宅にて開催させていただきました。
昨年10月にもお邪魔させていただいた仮設住宅。牡蠣の養殖をされている方がお住まいになっており、ナント殻付きの生牡蠣を大量(ホントに大量)に、私たちスタッフのためにご用意してくださったんです。

いただいた牡蠣の殻を必死に開けようとしますが。。。「ムリっす!コレ開かないっす!」と大騒ぎ。。。

 
そこに通りかかった、牡蠣をくれたお母さんが、「それ焼いて食うようにやったんだぞ?生で食うのは殻むいたのが別にあっから」と。
殻剥き担当のスタッフは「なんだ、そうなんすか!て言うか、生で食べる用も用意してくれたんですか!?」と感動。
お母さんを抱きしめそうになりました。

ということで早速焼き始め。
 
が、焼いても焼いても無くならないほどいただいたので「お母さんどうしよう余る!」と泣きつくと、「んじゃあ剥いてやるから持って帰れ」と言うやいなや、ガシガシ剥き始め、100個以上あった牡蠣があっという間に剥き終了。
見惚れるほどの職人技です。
見惚れすぎて写真も撮ってません。m( _ _ )m

剥いていただいた牡蠣は超肉厚で、抜群に美味しかったです。
お母さん、ホントにありがとうございました!

実は昨年お邪魔したときにも牡蠣を持ってきてくれたのですが、その時いただいたのは「1年もの」というもので、震災後初めてできた牡蠣でした。それを食べさせてくれたんです。
1年ものはそんなに大きくなく、と言っても普通の大きさはあるのですが、今回の牡蠣は「2年もの」で、比べると2回りほど違う大きさ。
1年間の牡蠣の成長を見ると、女川も牡蠣と同じく力強く成長し、前に進んでいるのだろうと思い、なんだか心が熱くなりました。

私たちも、牡蠣を見習い、女川のみんなを見習い、陰ながら支え続け、ともに前へ進んでいきたいと思います。



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